ニュース

新型コロナウイルス(COVID-19)-韓国入港時の検疫強化(その8)

2021/04/30 No.1122

Korea Disease Control and Prevention Agency(韓国疾病管理本部)による韓国入港時の検疫強化に関する最新情報をご案内します。これまでの情報につきましてはJapan P&I News No.1095No.1098No.1100No.1103No.1105No.1106およびNo.1109をご参照ください。

 

ハイリスク国が以下のとおり変更されました。現在のハイリスク国はロシア、フィリピン、英国、南アフリカ、フランス、バングラデシュ、パキスタン、インドです。

 

<追加>

  • フランス(202134日以降)
  • バングラデシュ(202128日に除外、2021416日に再度追加。)
  • パキスタン(2021423日以降)
  • インド(2021424日以降)

<除外>

  • キルギス(202128日以降)
  • ネパール(2021325日以降)

 

また、Japan P&I News No.1095にてお知らせしました罰則規定に追加の罰則が設けられました。202147日以降は、PCR検査陰性証書を提出したものの条件を満たしていなかった場合に、一人当たりKRW1,000,000の罰金が科されます。PCR検査陰性証書を提出できなかった場合には、引き続き1年以下の懲役もしくは一人当たりKRW10,000,000以下の罰金が科されます。

 

なお、韓国コレスポンデンツによれば、Japan P&I News No.1105でお知らせした船員の乗船国でのPCR検査陰性証書の取得義務に関しては、取得地を船員の乗船国に限定しなくなったということです。ただし、当局から書面で正式な通達はされていないため、韓国入港前には現地代理店等を通して都度ご確認ください。また、ハイリスク国から乗船する場合には今までどおり指定病院にてPCR検査陰性証書を取得する必要がありますのでご注意ください。

 

詳細につきましては、添付の韓国コレスポンデンツEastern Shipping Co., Ltd.発行の案内をご参照ください。