新型コロナウイルス(COVID-19)-韓国入港時の検疫強化(その8)
Korea Disease Control and Prevention Agency(韓国疾病管理本部)による韓国入港時の検疫強化に関する最新情報をご案内します。これまでの情報につきましてはJapan P&I News No.1095、No.1098、No.1100、No.1103、No.1105、No.1106およびNo.1109をご参照ください。
ハイリスク国が以下のとおり変更されました。現在のハイリスク国はロシア、フィリピン、英国、南アフリカ、フランス、バングラデシュ、パキスタン、インドです。
<追加>
- フランス(2021年3月4日以降)
- バングラデシュ(2021年2月8日に除外、2021年4月16日に再度追加。)
- パキスタン(2021年4月23日以降)
- インド(2021年4月24日以降)
<除外>
- キルギス(2021年2月8日以降)
- ネパール(2021年3月25日以降)
また、Japan P&I News No.1095にてお知らせしました罰則規定に追加の罰則が設けられました。2021年4月7日以降は、PCR検査陰性証書を提出したものの条件を満たしていなかった場合に、一人当たりKRW1,000,000の罰金が科されます。PCR検査陰性証書を提出できなかった場合には、引き続き1年以下の懲役もしくは一人当たりKRW10,000,000以下の罰金が科されます。
なお、韓国コレスポンデンツによれば、Japan P&I News No.1105でお知らせした船員の乗船国でのPCR検査陰性証書の取得義務に関しては、取得地を船員の乗船国に限定しなくなったということです。ただし、当局から書面で正式な通達はされていないため、韓国入港前には現地代理店等を通して都度ご確認ください。また、ハイリスク国から乗船する場合には今までどおり指定病院にてPCR検査陰性証書を取得する必要がありますのでご注意ください。
詳細につきましては、添付の韓国コレスポンデンツEastern Shipping Co., Ltd.発行の案内をご参照ください。