シンガポール保健省（MOH）は、2020年3月23日23時59分から、すべての短期訪問者（出発地問わず）のシンガポールへの入国およびトランジットができないとする入国制限を実施していますが、労働ビザ保持者（帯同ビザ保持者を含む）については、保健や運輸などの必要不可欠なサービス提供に従事する者のみは入国を許可しています。この措置を受けて、シンガポール海事港湾庁（MPA）は3月23日付でPORT MARINE CIRCULAR No. 16、17、18 OF 2020を発行しました。各サーキュラーの概要は次のとおりです。詳細については、添付資料をご参照ください。

PORT CIRCULAR No. 16 OF 2020

2020年3月23日23時59分から、すべての船舶はシンガポールの港に到着する12時間前にシンガポール国家環境庁のPort Health Officeに必要書類を提出する必要があります。

PORT CIRCULAR No. 17 OF 2020

シンガポールの港は、貨物業務、造船所での修繕を含む海上業務のために港を開いたままとしていますが、シンガポールの港に寄港するすべての船舶の船員と乗客に対して上陸を当面、認めないこととしました。また、船員の変更についても当面の間認めていません。

PORT CIRCULAR No. 18 OF 2020

船員や陸上作業員に対して推奨する予防措置を案内しています。

なお、最新の情報はMPAのウェブサイト（https://www.mpa.gov.sg/web/portal/home）でご確認ください。