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米国-アジア型マイマイガ(Asian Gypsy Moth:AGM)船舶検査実施

2018/10/05 No.990

アジア型マイマイガ(AGM)の船舶検査・取り締まりに関して、米国ニューオーリンズのコレスポンデンツMurphy, Rogers, Sloss, Gambel & Tompkinsより最新の情報を入手しましたのでご案内いたします。

 

米国税関・国境取締局(U.S. Customs and Border Protection; CBP)では、7月以降2カ月間に、日本に寄港した後、米国に入港した3隻の船舶にAGMに関する検査を実施したと発表しています。具体的には、2018年7月25日と8月2日にボルチモアに入港した2隻の自動車専用船と、8月24日にヒューストンに入港した船舶(船種は不明)でAGMの卵塊が発見され、いずれも当局により適切に処理されたとのことです。

 

現在CBPでは、AGM飛翔期間中に日本に寄港した船舶が米国に入港する場合、AGMの検査および取り締まりを鋭意行なっています。詳細はCBPウェブサイトでご確認ください。また、該当する船舶は十分ご注意ください。

 

なお、2018年飛翔期間におけるAGM規制国の対応については、Japan P&I News No.946およびNo.971をご参照ください。

 

各船舶のご安航をお祈りいたします。