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ホンジュラス-Oil Spill Response(油濁対応)に関する新規則(続報)

2018/06/08 No.966

題記の件に関し、2017年12月22日付特別回報第17-010号および同年12月26日付特別回報第17-011号をご参照ください。

 

ホンジュラス海事局は、油濁対応に関する新規則施行日を2018年5月26日と発表しました(ただし、適用対象はプエルト・コルテス港に限定)(注:当初、施行日は2018年1月15日でしたが、延期になっていました)。また、同港における政府公認の油濁対応業者(Oil Spill Response Organisation = OSRO)であるOil Pollution Control, SA, Honduras社(以下「OPC社」)は、以下の追加情報を発表しました。

 

=引用開始=

 

  1. 2017年12月の契約書をOSRO契約書の正式版とする。

  2. 船主は、(期間建てで)契約書を交わすか、あるいは船舶がホンジュラス港に入港するたびに発注書に署名するかの、いずれかの方法を選ぶことができる。どちらの場合でもカバー証明書(Certificate of Coverage)が発行され、通常は航海ごとに待機料(standby fee)が課される。

  3. 船舶の入港準備の支障とならないよう、船舶代理店は遅くとも到着48時間前までにOPC社に通知する必要があるため、上述2.の手続を事前に行っておく。

  4. 待機料は各船舶の総トン数(GT)と次の表に従って計算される。

 No.  GT  OPC
 USD
 1 液体バルクキャリア(150 GTを超える石油タンカーを含む)  0.03
 2 貨物船(400から15,000 GT)
貨物船に含まれるのは、ドライカーゴ船、ドライバルク船、一般貨物船、コンテナ船、フェリー、旅客船、Ro-Roなど(ただし、液体バルクキャリアは含まれない)
 0.026
 3 貨物船15,001 GT以上  0.028
 4 150 GT未満の石油タンカー
400 GT未満の貨物船
 免除
*国税として15%が追加される。

 

  1. 流出が起きた場合、OPC社は、発生する可能性のある事件の種類に応じて独自のレートを設定している。

 

=引用終了=