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西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行について(その7)

2014/08/25 No.683
  • 外航
当組合コレスポンデンツEltvedt & O’Sullivanより西アフリカ諸国の状況に関する続報を受領しましたので当組合による試訳とともにご参考に供します。

試 訳


EBOLA VIRUS – Update 1 (22 August 2014)

前回お伝えした通り、エボラウィルスに関する西アフリカ諸国の状況は不安定であり日々変化しています。

前回の案内に続き、TCI Africaの西アフリカ事務所のネットワークを通じて収集した最新情報を以下の通りご案内致します。

SIERRA LEONE
現在のところFreetown港及びPappel港における規制はありません。船舶は引き続きこれらの港に寄港しています。しかしながら、これらの港に寄港する船舶の船員は上陸しないことを勧めます(これはWHOのガイドラインに基づくものです)。陸上作業員との接触も避け、可能ならば乗船させないことが望ましく、乗船させざるを得ない場合には船員との握手は避けるようにすべきです。

SENEGAL
2014年8月22日より、セネガル当局はGuinea Conakry、Sierra Leone、Liberiaに寄港した船舶のDakar入港を禁止しました。Nigeriaは現在のところ含まれていません。同措置についての書面での通達は未だなされていませんが、Harbour Masterは既に同措置実施を開始しているようです。

LIBERIA
2014年8月20日に政府は全娯楽施設を午後6時で閉店とし、午後9時から午前6時まで外出禁止とする措置を課しました。船舶/港湾オペレーションへの影響はありません。

KENYA
政府はエボラ出血熱が発生している西アフリカ諸国へ/からのフライトを禁止しました。Mombasaの港湾衛生官は同港に寄港する船舶の船員の検査を行っており、Guinea、Sierra Leone、Monrovia、Nigeriaに寄港した船舶に対しては特に注意を払っています。遅くとも寄港の3日前にCrew Listを提出することが必要です。