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西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行について(その4)

2014/08/19 No.680
  • 外航
Abidjan港湾当局は、エボラ出血熱流行地域に寄港した船舶の入港禁止を解除し、通常通りの入港を可能にする旨発表しました。但し、エボラ出血熱流行地域に寄港した船舶に対しては何らかの検疫措置が取られる模様であり、具体的な措置については後日発表される予定です。

一方、ガボン当局は、ガボン到着予定前30日間の寄港履歴の提出や検疫の実施とともに、ガボン人が乗船していないエボラ出血熱流行地域に寄港した船舶の入港を禁止する旨発表しました。また、エボラ出血熱流行地域に寄港していない船舶に対しても、ガボン到着予定前30日間の寄港履歴の提出やHealth inspectorによる乗船検査等が課せられる模様です。

なお、8月18日付Japan P&I News No.679でご案内したナイジェリア当局の措置については、正式な発表はなされておらず、あくまで非公式な対応である模様です。

状況は刻一刻と変化していますので、西アフリカ諸港へ寄港予定がある場合には常に現地に最新情報を確認するようご注意下さい。