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西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行について(その2)

2014/08/14 No.678
  • 外航

題記の件に関し、2014年8月1日付Japan P&INews No.677をご参照下さい。


今般、コートジボワールのコレスポンデンツBudd Cote d’Ivoireより、エボラ出血熱に関連するAbidjan港の措置についての情報を入手しましたのでご参考に供します。


同コレスポンデンツによると、Abidjan港湾当局は本年8月10日よりエボラ出血熱流行地域に寄港した船舶のアビジャン寄港を禁止する通達を発行しました。また、通達では当該地域への寄港の有無に関わらず本船上でエボラ出血熱感染が疑われる症状が発生した場合には港湾当局への通知を義務付け、港湾当局が当該船舶の入港可否を決定するとしています。


エボラ出血熱に類似の症状が発生した場合、本船がエボラ出血熱流行地域に寄港しておらずエボラ出血熱感染の可能性が低かったとしてもAbidjan入港が拒否される可能性があることご留意下さい。