ウクライナ-港湾状況にご注意ください(その6)
ウクライナとロシアに関する最新のアップデート情報をお知らせいたします。これまでの情報につきましては2022年3月22日付Japan P&I News No.1158をご参照ください。
ウクライナ:
ウクライナでは、引き続き戒厳令と夜間外出禁止令が発令されており、すべての港は出入港もできません。Odessa、Ochakov、Chernomorsk、Yuzhnyyの各港付近の海上に敷設されている機雷が漂流する可能性もあります。トルコのボスポラス海峡で機雷が見つかり、トルコ海軍によって撤去されたとの情報もあります。
ロシア:
ロシアの各港は通常運行ですが、現地コレスポンデンツは、アゾフ海・黒海の北東海域・Crimea Bridge付近が航行禁止地域と伝えています。
米国、EU、英国は複数のロシアの銀行を制裁対象としています。また、これらの国々は特定の品目についても販売、供給、譲渡または輸出を規制しています。英国はロシアの銀行を含む制裁対象者のリストを更新しています。
当該地域へ寄港中、もしくは寄港を予定している船舶は最大の注意を払ってください。
現地の状況変化は予測困難です。当組合でも最新情報が入りましたら適宜ご案内します。同港に入港予定がある場合は、常に現地代理店に最新情報をご確認いただくことをお勧めいたします。