ウクライナ-港湾状況にご注意ください(その2)
ウクライナとロシアに関する最新のアップデートをお知らせいたします。これまでの情報につきましては2022年2月25日付Japan P&I News No.1148をご参照ください。
ウクライナ:
ウクライナでは、戒厳令に加えて夜間外出禁止令も発令されています。また、港はすべて閉鎖されています。アゾフ海では、複数の商船がロシア海軍の砲撃を受けています。
ロシア:
ロシアの各港は通常運行ですが、アゾフ海は封鎖されています。また、アゾフ海および黒海の北東海域は危険地域と現地コレポンが注意喚起をしています。
ロシアへの国際フライトは制限されています。また、英国はロシア籍・所有・運行・用船の船舶の入港を禁止しています。
複数のロシアの銀行が、米国の制裁対象に指定されました。VTB、Sovcombank、Bank Otkrytie、Novicom BankはSDN Listに追加され、Sberbank、Gazprombank、Rosselkhozbank、Moscow Credit Bank、Alfa-Bankについては制限が課されています。また、米国とEUはロシア連邦中央銀行を介した取引を禁じています。
当該地域へ寄港中、もしくは寄港を予定している船舶は最大の注意を払ってください。
現地の状況変化は予測困難です。当組合でも最新情報が入りましたら適宜ご案内します。同港に入港予定がある場合は、常に現地代理店に最新情報をご確認いただくことをお勧めいたします。