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ベネズエラ、Puerto La cruz、Port of Jose、Guanta Bayの錨地における武装強盗の件

2016/10/26 No.852
  • 外航
ベネズエラのコレスポンデンツVENEPANDI C.A.より、同国首都カラカスの東約250kmに位置するPuerto La cruz、Port of Jose、Guanta Bayで錨泊中の本船に対する武装強盗が多発しているとの情報を受領しましたのでご参考に供します。
 
強盗は拳銃やライフル銃で武装しており、多くの場合、夜間に漁船などの小船で錨泊中の本船に接近し、錨鎖をよじ登って侵入するとのことです。殆どは電子機器や現金狙いですが、本船丸々誘拐する場合もあり、また乗組員に発見しづらいバッグなどを置き去りにすることで本船が麻薬売買に利用される危険についても警告されています。
 
対策としては本船乗組員による周辺警戒を厳にすることになりますが、同地での沖待ちは10日間にも及ぶこともあり、民間の警備会社を雇うことも可能となっています。
 
詳細につきましては添付現地コレポンからの書状をご参照いただき、また実際の寄港に際しては現地代理店に最新の状況をご確認いただくようお勧めいたします。
 
各船舶の安全航行と事故防止を祈念いたします。