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米国-OPA 90責任限度額引き上げについて

2015/11/30 No.785
  • 外航

1990年米国油濁法(OPA90)は、消費者物価指数(CPI)の上昇を反映させるために責任限度額を少なくとも3年毎に調整する規定を有しています。米国Coast Guard (USCG)は2015年11月19日に約10%の責任限度額引き上げを発表しました。新責任限度額は2015年12月21日より適用されます。


<OPA90責任制限額新旧比較表>

旧責任限度額

新責任限度額

a)3,000総トン超のタンカー:
・シングルハル
1総トン当りUS$3,200、又は
US$23,496,000のいずれか大きい額

・ダブルハル
1総トン当りUS$2,000、又は
US$17,088,000のいずれか大きい額

a)3,000総トン超のタンカー:
・シングルハル
1総トン当りUS$3,500、又は
US$25,845,600のいずれか大きい額

・ダブルハル
1総トン当りUS$2,200、又は
US$18,796,800のいずれか大きい額

b)3,000総トン以下のタンカー:
・シングルハル
1総トン当りUS$3,200、又は
US$6,408,000のいずれか大きい額

・ダブルハル
1総トン当りUS$2,000、又は
US$4,272,000のいずれか大きい額

b)3,000総トン以下のタンカー:
・シングルハル
1総トン当りUS$3,500、又は
US$7,048,800のいずれか大きい額

・ダブルハル
1総トン当りUS$2,200、又は
US$4,699,200のいずれか大きい額

c)その他の船舶:
1総トン当りUS$1,000、又は
US$854,400のいずれか大きい額

c)その他の船舶:
総トン当りUS$1,100、又は
US$939,800のいずれか大きい額