1990年米国油濁法(OPA90)は、消費者物価指数(CPI)の上昇を反映させるために責任限度額を少なくとも3年毎に調整する規定を有しています。米国Coast Guard (USCG)は2015年11月19日に約10%の責任限度額引き上げを発表しました。新責任限度額は2015年12月21日より適用されます。
<OPA90責任制限額新旧比較表>
旧責任限度額
| 新責任限度額
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a)3,000総トン超のタンカー: ・シングルハル 1総トン当りUS$3,200、又は US$23,496,000のいずれか大きい額
・ダブルハル 1総トン当りUS$2,000、又は US$17,088,000のいずれか大きい額
| a)3,000総トン超のタンカー: ・シングルハル 1総トン当りUS$3,500、又は US$25,845,600のいずれか大きい額
・ダブルハル 1総トン当りUS$2,200、又は US$18,796,800のいずれか大きい額
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b)3,000総トン以下のタンカー: ・シングルハル 1総トン当りUS$3,200、又は US$6,408,000のいずれか大きい額
・ダブルハル 1総トン当りUS$2,000、又は US$4,272,000のいずれか大きい額
| b)3,000総トン以下のタンカー: ・シングルハル 1総トン当りUS$3,500、又は US$7,048,800のいずれか大きい額
・ダブルハル 1総トン当りUS$2,200、又は US$4,699,200のいずれか大きい額
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c)その他の船舶: 1総トン当りUS$1,000、又は US$854,400のいずれか大きい額
| c)その他の船舶: 総トン当りUS$1,100、又は US$939,800のいずれか大きい額
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