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南アフリカ – 最近の密航者の傾向と対策について

2016/11/10 No.856
  • 外航
南アフリカのコレスポンデンツP&I Associates (Pty) Ltd.より、南アフリカにおける最近の密航者の傾向と対策について情報を受領しましたので、ご参考に供します。

これまでも南アフリカにおいて密航者はしばしば発生していましたが、ここ2ヶ月ほどで密航者の数が急激に増えているとのことです。クリスマスシーズンに向けて密航者の数がさらに増えることが予想されますので、南アフリカの密航者に関する規則、密航者の傾向とその対策が紹介されています。

南アフリカの密航者に関する規則:
南アフリカの港で乗船したということが本船にて立証できない限り、南アフリカの港で不法に乗船した者は自動的に(侵入者ではなく)密航者として扱われる。

密航者が乗船する際の傾向としては、深夜・早朝に侵入すること、ステベの服装をして本船に紛れ込むこと、岸壁からロープを伝って乗船することなどがあるとのことです。対策としては、全ての乗船者に港の許可証を提出させ不所持の者は乗船させないこと、地元の警備会社に岸壁で係留索付近の監視をさせること、強引に乗船されることを防ぐために乗船者がいるときのみギャングウェイを岸壁に降ろすことなどが提案されています。