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米国Vessel Response Plans (油濁事故対応計画書) 西アラスカ-新Alternative Planning Criteria -1-Call Alaska

2015/06/05 第15-004号
  • 外航

題記の件に関し、2015年2月23日付特別回報第14-023号をご参照下さい。同回報にて、米国諸港を出港して西アラスカ水域を航行する場合と米国諸港に寄港するために西アラスカ水域を航行する場合、Non-tank vesselは連邦法の要求を満たすためにAlternative Planning Criteria (APC)を遵守しなければならないことをご案内しました。


これまで、APCの要件を満たすための唯一の方法は西アラスカのサービス提供者であるAlaska Maritime Prevention and Response Network (AK-AMPRN-“Network”)に加入することでした。


今般、National Response Corporation (NRC) とResolve Marine Groupは共同で彼らのアラスカAPCについてU.S. Coast Guard (USCG) から最終承認を取得しました。アラスカAPCは、西アラスカのアリューシャン列島を航行するNon-tank vesselの北太平洋大圏航路に関係します。


USCGからの最終承認により、NRC/Resolveは西アラスカのアリューシャン列島南側を航行するNon-tank vesselに対してOPA 90規則を遵守するための「1-Call Alaska」カバーの提供を開始しています。従いまして、西アラスカを航行するNon-tank vesselにとって今後は選択肢が増えることになります。


1-Call Alaskaカバーの利用


現在のところ「1-Call Alaska」のカバーはNon-tank vesselにのみ適用可能ですが、NRC/Resolveは西アラスカのアリューシャン列島南側を航行するTank vesselにも適用可能となるように近い将来USCGの最終承認を得る見込みです。


現在NRCと契約しているNon-tank vesselの場合、西アラスカの北太平洋大圏航路を航行する際に現行のNRCとの契約の追加協定として1-Call Alaska Addendumにサインすることで同カバーを追加することができます。


また、現在OSRO並びに分散剤サービスでNRCと契約していない場合でも、1-Call Alaska Addendumを含む1-Call Alaska coverage short form contractを締結することで同カバーを利用することができます。


1-Call Alaska Addendum


国際P&Iグループ(IG)では1-Call Alaska Addendumを精査し、同AddendumはVessel Response Planに関するIGガイドラインに沿ったものであること確認しました。従いまして、Addendumを締結しても追加カバーは不要です。


IGガイドラインに沿ったAddendum(添付1)には以下のフッターが付されています。


“NRC Covered Vessels Alaska APC-December 2014-NT”


料金


1-Call Alaskaの年間料金は添付2の通りです。


現在既にNRCと契約している組合員は、既に契約している部分に関するNRCのRetainer Feeに加え、船舶が米国諸港を出港し1-Call Alaskaのカバー範囲を航行する場合及び1-Call Alaskaのカバー範囲を通って米国諸港へ寄港する場合にのみ添付2に記載の料金を支払うことになります。


一方、現在NRCと契約をしていない組合員は、1-Call Alaskaカバーを利用するためにNRCのRetainer Feeを支払う必要はなく、添付2の年間料金を支払うことになります。当該料金は1-Call Alaskaのカバー範囲を航行する場合にのみ支払いが必要となります。


1-Call Alaskaのウェブサイト(http://1CallAlaska.com)には1-Call Alaskaカバーに関する詳細情報と本回報に添付した資料が掲載されています。



国際P&Iグループの全てのクラブが同様の内容の回報を発行しています。