中国-大気汚染物質排出規制エリア(ECA)について(その12)
中国のコレスポンデンツHuatai Insurance Agency & Consultant Service Ltd.より中国のECAの続報を入手しましたので概要をご案内します。
概 要
- 上海海事局は2018年8月27日付で通達を発行し、上海港湾区域を航行する船舶は2018年10月1日より硫黄分0.5% m/m以下の燃料を使用することが義務付けられます(これは当初の施行予定日である2019年1月1日を前倒しするものです)。
- 浙江省海事局は2018年8月30日付で通達を発行し、2018年10月1日より寧波あるいは舟山向けの船舶は、長江大気汚染物質排出規制エリア(Yangtze River Delta ECA)入域以降、硫黄分0.5% m/m以下の燃料を使用することが義務付けられます。
上述の内容のほか、陸上供給電力の優先使用(於:上海、寧波、舟山、嘉興)等については添付のコレスポンデンツサーキュラーをご参照願います。