西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行について(その12)
- 外航
試 訳
EBOLA VIRUS – Update 4 (5 September 2014)
前回お伝えした通り、エボラウィルスに関する西アフリカ諸国の状況は不安定であり日々変化しています。
前回の案内に続き、TCI Africaの西アフリカ事務所のネットワークを通じて収集した最新情報を以下の通りご案内致します。
GABON
2014年8月14日にGabonese Ministry of Transportはエボラウィルス流行国から直接来る船舶の入港・着桟を認めないよう港湾当局宛に通達を出しましたが、2014年9月4日にGabonese Ministry of TransportとMinistry of Healthによる新たな共同声明が出されました。
同声明では、エボラウィルス流行国から来る船舶は検疫を受けなければならず、検疫後にOPRAG(Gabon港湾当局)が着桟可否を決定するとしています。共同声明は以下の通りです。
///QT///
///UNQT///
IVORY COAST
エボラウィルス流行国から来る船舶に対しては、船員の健康チェックのため外港で衛生当局が乗船します。本船上にエボラウィルス感染者がいないことが確認された場合のみPilotの乗船が認められます。
MADAGASCAR
APMF(Ministry of Transport)は、Madagascarに寄港する船舶は48時間前にAPMFにCrew list、Health declaration、直近10港の寄港リストを提出しなければならないとしています。
また、エボラウィルス流行国から来る船舶はPilotを含む第三者が乗船する前に衛生当局の検査を受けなければならず、その結果によって着桟可否が決定されます。エボラウィルス感染が疑われる者が船上にいる場合、着桟は認められません。
エボラウィルスに関する状況は日々変化していますので、寄港前に現地代理店に確認し最新情報を入手して下さい。