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中国 – 大豆自己発熱損害の防止に向けて

2017/11/13 No.930
  • 外航

題記の件に関し、中国の法律事務所 Wintell & Co. および英国を本拠とする専門家集団 Brookes Bell より添付の通り情報を受領しましたので、ご参考に供します。

 

大豆は、水分含有量が多く、かつ高温の状況下では、カビの増殖つまり自己発熱を起こしやすい傾向にあります。そのような腐敗の傾向は貨物固有の性質によって決まります。

熱損傷を受けた大豆は「全損」とみなされるべきではありません。追加の処理を行うことで場合により生産に活用できることがあるからです。ただし、そのような処理には追加費用を要します。

中国への大豆輸送の際には、起こりうる損失を回避するための適切な段取りと防止策をすべてとるべきです。もしもこのような貨物損害が生じた場合は、弊組合までご連絡ください。