ニュース

米国での油濁事故 - カリフォルニア州 - 賠償資力証明書(COFRs)要求の変更(その2)

2013/02/25 第12-027号
  • 外航

題記の件に関し、2012年1月10日付特別回報第11-019号「米国での油濁事故 カリフォルニア州-賠償資力証明書(COFRs)要求の変更」をご参照下さい。

本特別回報は、カリフォルニア州油濁予防対応局(Californian Office of Spill Prevention andResponse, OSPR)による金銭的保証の証明及びカリフォルニア州の賠償資力証明書(Certificates ofFinancial Responsibility, COFRs)の更新手続きに関する同州の規則(CA Code of Regulations,CCR)の改定についてご案内するものです。

保険契約更改後45日以内にカリフォルニア州水域に入る場合、タンカー船及び非タンカー船はCOFRs更新のための新保険年度の保険契約承諾証(Certificate of Entry, CoE)を当該水域に入る10日以上前に提出することが要求されることになりました。当該要求は、カリフォルニア州水域に入る3労働日以上前にCoEを提出せよとの従前の要求を改定するものです。

また、これまでは保険契約更改後30日以内にP&Iクラブとの更改が完了した旨書面で提出し、90日以内にCoE等の更改証書を提出することになっていましたが、これが45日以内に改められ、P&Iクラブとの契約失効後45日以内に新たなCoEを含む全必要書類を提出しなければならなくなりました。

上記についてご不明な点があれば当組合までご照会下さい。