追加補償基金(3rd Tier)議定書発効とSTOPIA実施の件
2004/12/13 No.514
- 内航
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2003年6月3日付P&I特別回報第03−005号「1992FC(国際基金条約)に対する追加基金制度創設の件」及び2004年11月29日付P&I特別回報第04−012号「小型タンカー油濁補償協定(STOPIA)について」をご参照願います。3rd Tier議定書発効及びSTOPIA構想の実施につき以下のとおりご報告申し上げます。
- 3rd Tier議定書の発効
- STOPIAの実施
3rd Tier議定書は、2004年12月3日、スペインの批准を以って発効要件を満たし、その3ヵ月後の2005年3月3日に発効することとなりました(2004年12月7日付IOPC Fundプレスステートメントご参照)。
(ご参考)発効要件
1992FC締約国のうち8カ国以上が批准し、かつ年間合計拠出油量が450百万トンに達した3ヵ月後に発効します。
(a) 2004年12月3日現在の批准国:
デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、日本、ノルウェー、スペイン
(b) 上記8カ国の年間合計拠出油量
約532百万トン
2005年3月3日の3rd Tier議定書発効と同時に、STOPIA構想が同協定に基づき実施されることとなります。現在、STOPIA協定書は仕上げの段階にあり、詳細判明次第別途報告申し上げます。