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1999/08/19

第99-015号 米国カリフォルニア州油濁法について Non-Tank vesselへの賠償資力証明/事故対応計画 (その5)

| by:sysadmin
第99-015号
1999年08月19日
外航組合員各位

米国カリフォルニア州油濁法について
Non-Tank vesselへの賠償資力証明/事故対応計画 (その5)


PI特別回報第99−009号、第99-011号及び第99-012号ご参照願います。題記に関する最新の情報につき以下 のとおりお知らせします。

1. 新規則の現状

カリフォルニア州油濁予防対応局(Office of Spill Prevention and Response : “OSPR”)は、その 1999年8月5日付け文書にて、タンカー以外の船舶に関する題記最終規則は予定の施行期日(9月1日)には間 に合わないことを発表しました。規則の最終案は本年7月に完成、現在同州の行政法規承認機関である行政 法務局(The Office of Administrative Law : “OAL”)による最終承認手続に入っています。当組合の 現地法務代理人の情報によれば、OALは事故対応計画及び賠償資力証明の規則案に関し若干の微修正を要求 しており、今月末までには最終承認に至らないようです。OSPRは、今後の局内手続まで考えると、当該規則 の確定は本年9月の第1週ないし第2週末にずれ込むものと見込んでいます。

2. 事故対応計画

事故対応計画に関する最終規則が確定次第、OSPRは事故対応計画を30日以内に提出するよう要求する通告を 出すとのことです。現在の日程によれば、事故対応計画の提出期限は本年10月の第1週ないし第2週末あるい はそれ以降になると思われます。

前回までの特別回報の中で、ECM/Hudsonを事故対応計画の提供者として紹介致しましたが、組合員におかれ ましては、既に同社が必要としている本船の詳細情報を収集されているものと存じます。今回の規則の施行 期日の延期発表にかかわらず、円滑な承認取得のため引き続き計画提出に必要な準備を進められることを お勧めします。

特別回報第99-009号にてご案内申し上げました太平洋商船協会(Pacific Merchant Shipping Association : “PMSA”)の事故対応計画については、同協会からOSPRに承認申請を行なったものの、 まだ承認は得られていないとのことです。PMSAは油濁管理チームとしてERST/O’Brien’sを起用してお り、カリフォルニア州の複数の油濁対応組織と契約を結んでいます。従って同協会はOSPRに対し油濁対応資 機材の供給能力を証明できるものと思われます。

PMSAは計画の利用料として1隻1カリフォルニア寄港当りUS$165を徴収する予定とのことです。同協会は、 船主または運航者が送達受領代理人とQIを指定することを要求していますが、送達代理受領およびQIサービ スの引受業者のリストを提供することができるとのことです。

PMSAの連絡先は以下のとおりとなっております。

Pacific Merchant Shipping Association
550 California Street,
Sacrament Street Tower, Suite #113
San Francisco, California 94104, U. S. A.
担当者 : Mr. John MclaurinまたはMr. Kenny Levin
電話 : (415)352-0710
Fax : (415)352-0717
e-mail : pmsa@earthlink.net
参考までにPMSAの計画利用申込書の写しを添付します。なお、本船明細についての追加書式が必要とされる ようですが、この書式はまだ完成していない模様です。

3. 賠償資力証明

(1)賠償資力証明(“COFR”)の規則案は、確定までには更に公聴期間を 経る必要があります。OSPRは公聴期間を30日間と見込んでいるようですが、一方ですべての船主及び運航者 に対しCOFRの申請書を出来るだけ早く提出するよう勧めています。これは同局がCOFRの申請に無理なく対応 するためと考えられます。OSPRは、その申請件数が多数に上ることが予想されることより、COFR自体の発行 には2−3ヶ月の遅れが出るものと見込んでいるようです。

(2)上記状況より、組合員におかれてましては適宜ご選択のルートを通 じできるだけ早い時期にCOFRの申請書を提出されることをお推めします。申請書用紙はインターネットの以 下のURLにて入手可能です。


http://www.dfg.ca.gov/Ospr/regulation/cofr/ntkappl2.htm

COFRの申請費用は、1隻当りUS$100となります。


(3)OSPRはCOFR申請書を受領次第、簡略書面(タンカー以外の船舶用の “仮COFR”)を送付するとのことです。この書面は、COFR申請書の受領を確認するものであると同時に、 COFRが発行されるまでの間代替証明書となります。同書面は事故対応計画書の一部として利用することが出 来、かつ、適合証書として本船上に備え置かれなければなりません。

4. ECM/Hudsonの質問状(Questionnaire)

先にご紹介のECM/Hudsonの質問状(Questionnaire)につきその改訂版(Section 3、12及び14の一部変 更)を入手致しましたので添付します。回答を準備される際は同改訂版をご利用願います。

以上



添付ファイル:  99-015.doc





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