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1997/08/04

No.251 インドネシアの錨泊禁止海域について 他

| by:sysadmin
No.251
1997年08月04日


1.インドネシアの錨泊禁止海域について

最近、シンガポール沖のインドネシア領海内の錨泊禁止海域に錨泊した船舶の船長がインドネシア当局によって逮捕された後、なかなか釈放されず、釈放のために罰金としてUS$ 50,000の現金支払いが要求されるというケースが発生していますので、同海域へ船舶を配船されている組合員の方々はご注意下さい。


この取締りは、インドネシア当局が昨年12月上旬の海運関係者に対する通達(添付別紙ご参照)に基づいて実施しているものですが、なぜ通達発行後半年以上も経って厳しく取り締まるようになったのかは不明です。



2.マレーシア入国管理法の改正について


同国の入国管理法は、たとえ不法入国者が乗船している疑いがあっても入国管理局に75トン以上の船舶の乗船調査を行うことを認めていませんでしたが、最近の改正により、入国管理局は、いかなる種類・重量の船舶 に対しても乗船調査も実施することが可能となりました。また、同時に罰則規定も追加されましたので、当方で把握している部分を下記の通り、ご紹介致します。


(1)不法入国者を乗船させた船舶に対し、彼らのマレーシアでの滞在関係費用及び送還費用の負担義務が課せられる。
(2)査証、許可証、通行証等の証明書の偽造に対し、M$ 30,000~M$ 100,000の範囲で罰金及び鞭打ち6回が課せられる。
(3)不法入国者を雇用した者に対し、不法入国者1名当たりM$ 10,000~M$ 50,000の罰金が課せられる。
(4)国外追放された不法入国者は再度マレーシアに不法入国した場合、M$ 110,000の罰金と鞭打ち6回または5年間の拘留、あるいはその両方が課せられる。


3.ウルグアイのCLC・FC批准について

今年2月にウルグアイ沖で油濁事故が発生した影響で、同国は油濁事故に関する同国内法を補完するため、4月7日より、「2,000トン以上のばら積み貨物油類を輸送する船舶の所有者または代理店は、汚染損害に対する本船の保険てん補及び金銭上の保証を証明する証明書の写しをウルグアイの領海に入る前に提出する義務あり」という当局令による応急措置を取っていましたが、4月23日付で1969CLC・1976CLC・1992CLC及び1971FC・1976FC・1992FCを批准し、同日付で発効したため、上記書類に代わり、1969CLC証書を本船に備え置くことを要求しています。


以上


<日本船主責任相互保険組合>




3 December 1996


Notice to Mariners

1.Vessels anchoring in the Indonesian territorial waters around the Nipa lighthouse atthe position of 01°09′12″N - 103°39′24″E should stop their activities and leavethe area as soon as possible before 16 December 1996. The offence to this deadline willbe prosecuted according to the laws and regulations of the Republic ofIndonesia.
2.The alternative anchorage area located in the South East of Nipa Lighthouse whichunder control of Tanjung Batai Karimun Port bounded by lines joining the followingpositions:

a.01° 06′ 05″ N - 103° 30′ 00″ E
b. 01° 05′ 04″ N - 103° 31′ 42″ E
c. 01° 02′ 12″ N - 103° 32′ 13″ E
d. 01° 01′ 10″ N - 103° 30′ 10″ E
e. 01° 04′ 02″ N - 103° 27′ 39″ E

3.Vessels anchoring in this area should comply with the port procedures.
4.The allowable activities, for the time being, are only ship to ship transfer,while facility for other activities are being prepared.
5.All vessels are requested to pay attention the areas in the abovepositions.




Indon. Chart Nr. 4, 13, 40, 102, 103, 105, 347, 348, 360

<The Japan Ship Owners' Mutual Protection and Indemnity Association>



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