ブラジル-船舶の海洋生物付着(Biofouling)に関する規則の改定について
ブラジルのコレスポンデンツRepresentacoes Proinde Ltda.から、船舶の海洋生物付着(Biofouling)に関する規則の改定について情報を入手しましたので、ご案内します。
2025年6月10日、ブラジルの港湾局(the Brazilian Navy’s Directorate of Ports and Coasts: DPC)から、新たな条例DPC/DGN/MB No.180/2025が公布されました。これにより、“Maritime Authority Standards for Prevention of Water Pollution Caused by Vessels and Platforms”(NORMAM-401/DPC)には、既存の章である油流出、バラスト水管理、有害な防汚方法(harmful anti-fouling system)に加え、第4章が新たに制定されました。第4章では、船舶の海洋生物付着の管理に焦点が当てられ、水中船体洗浄に関する要件や、これに違反した場合の罰則等が定められています。
水中洗浄に関する要件は、DPC/DGN/MB No.180/2025が官報に掲載された2025年6月17日付で開始されており、罰則等を含む全面的な施行は2026年2月1日に予定されています。
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