中国-中国港湾に寄港する船舶に対する2026年CICに関する推奨事項
2026年8月10日付Japan P&I News No.1385にてお知らせしましたとおり、パリMOUおよび東京MOUは、2026年9月1日から11月30日までの3か月間、貨物の固縛に関する集中検査キャンペーン(CIC)を共同で実施します。
今般、中国のコレスポンデンツHuatai Insurance Agency & Consultant Service Ltd.から、中国港湾における同CICの実施に関する注意事項および実務上の対応策についての情報を入手しましたのでご案内します。
中国海事局(China MSA)は、上海、深圳、広州、青島、寧波、大連、天津などの主要港湾にて貨物の固縛に関する集中検査(CIC)を通常のPSC検査と併せて実施します。主な検査対象は、貨物固縛マニュアル(CSM)の承認と遵守、乗組員の習熟度、非固定式固縛装置の十分な在庫と良好な状態、確定総重量(VGM)の積付計画への反映、および荒天時の手順など全10項目です。欠陥が指摘された場合、PSCデータベースに記録され、本船の拘留や運航遅延といった重大な損失を招く恐れがあります。これを未然に防ぐため、各船舶は事前に関連書類や保守記録を整理し、全ての固縛装置の徹底した自己点検や欠陥部品の交換を行うとともに、乗組員への教育を実施して万全の態勢を整えることが強く推奨されています。
詳細につきましては、添付のHuatai Insurance Agency & Consultant Service Ltd.のサーキュラーをご参照ください。