中国-米国関連船舶に対する中国の特別港湾使用料について
中国のコレスポンデンツOasis P&I Services Company Limitedから、米国関連船舶に対する特別港湾使用料に関する情報を入手しましたのでご案内します。
中国交通運輸部は、2025年10月14日から中国の港湾に寄港する以下の船舶に対し特別港湾料を課すことを発表しました。
- 米国の企業、その他の組織または個人が所有する船舶
- 米国の企業、その他の組織または個人が運航する船舶
- 米国の企業、その他の組織または個人が直接的または間接的に25%以上の株式(議決権または取締役会での議席を含む)を保有する企業やその他の組織が所有または運航する船舶
- 米国旗を掲げた船舶
- 米国で建造された船舶
以下の特別港湾料が航海ごとに徴収されます。(1 RMB≒USD0.14055にて算出)
- 2025年10月14日以降に中国の港に寄港する船舶:RMB400 (USD56.22) per Net Ton
- 2026年4月17日以降に中国の港に寄港する船舶:RMB640 (USD89.95) per Net Ton
- 2027年4月17日以降に中国の港に寄港する船舶:RMB880 (USD123.68) per Net Ton
- 2028年4月17日以降に中国の港に寄港する船舶:RMB1,120 (USD157.42) per Net Ton
詳細は、添付のOasis P&I Services Company LimitedのサーキュラーおよびFAQをご参照ください。
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