北海道-アジア型マイマイガ(Flighted Spongy Moth Complex)の大量発生
一般社団法人 全日検から入手した、北海道で発生していたアジア型マイマイガ(Flighted Spongy Moth Complex : FSMC※、以下「マイマイガ」)に関する情報について、以下のとおりご案内します。
北海道でのマイマイガの大量発生は終息しましたが、7月20日から8月10日の間に北海道へ寄港した船舶は、マイマイガの卵塊が付着している可能性があるため、引き続き警戒してください。
マイマイガの卵塊は粘着性が非常に強く、船体に付着すると自然には剥がれ落ちません。特に、米国、カナダ、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、オーストラリアなどの規制国へ入港する際には、厳格な検疫対象となります。もし卵塊が発見された場合、入港が遅れるだけでなく、高額な駆除費用が発生するリスクもあります。
マイマイガの卵塊は、船体の照明設備付近の凹凸部分や狭い隙間に産み付けられる傾向があるとのことです。過去の発生時期には、照明を絞る、デッキ上の資材を整理・収納するなどの予防策が有効とされていました。
現在、規制国への航海を予定している船舶の責任者は、船体の入念な自主点検と、卵塊を発見した際の物理的な除去を徹底することが強く推奨されています。
※2022年にアジア型マイマイガの英語名がAsian Gypsy Moth (AGM) からFlighted Spongy Moth Complex (FSMC) に変更されました。
この記事に関するお問い合わせはこちら