電子商取引(ペーパーレス トレーディング)システム-essDOCS Exchange LimitedからICE Digital Trade Management Limitedへの社名変更とDSUA更新版の承認
2021年6月14日付特別回報第21-002号をご参照ください。
国際P&Iグループ(IG)は、以前essDOCS Exchange Limited(essDOCS社)が提供するessDOCS電子商取引システムDSUA 2021.1を承認しました。
本特別回報は、IGがDSUAの更新版を承認したことをご案内するものです。更新版のDSUA 2023.1は旧版のDSUA 2021.1に取って代わりますが、旧版についても保険カバーに関する承認は継続されます。
組合員の皆さまにおかれましては、以下の点にご留意ください。
- essDOCS社は2022年、フォーチュン500に名を連ねるIntercontinental Exchange社に買収されました。その結果、社名がICE Digital Trade Management Limited(IDT Management)に変更されました。同社の登録企業番号および住所に変更はありません。
- DSUA2021.1は、社名の変更を反映するために一部修正されました(「Databridge」の定義からの社名の削除など)。
貨物の運送に関するその他のてん補除外規定は、承認された全ての電子商取引システムに対して、紙の船荷証券と同様に適用されます。
たとえば、運送契約に定められた港または場所以外での貨物の荷揚げ、電子文書/記録の後日付または先日付の発行/作成、譲渡可能な電子文書/記録の提示を受けない積荷の引き渡し(承認された電子商取引システムの場合は、当該システムの規則に従わない積荷の引き渡し)によって生じた責任は、てん補から除外されます。
国際P&Iグループの全てのクラブが同様の内容の回章を発行しています。