アジア型マイマイガ(Asian Gypsy Moth)-2021年飛翔シーズン中間期における注意喚起
アジア型マイマイガ(Asian Gypsy Moth: AGM)の注意喚起については、2021年3月17日付Japan P&I News No.1114でご案内しました。今般、米国農務省(USDA)から2021年飛翔シーズン中間期における注意喚起の通達がありましたので、ご参考に供します。
AGM検査は、COVID-19による訪船の制限により、一部のAGM規制地域で受けられない場合があります。添付の通達には、AGM規制地域に寄港したがAGM検査と不在証明書の発行を拒否された船舶が、米国に入港する場合の手順が記載されています。
COVID-19のためにAGMの検査と不在証明書の発行を拒否された船舶が取る手順
-
- 別の港での検査と不在証明書の発行を検討する。
- 書面による拒否の通知を受け取る。
- 米国海域に到着する前に、書面による拒否の通知および計画されている米国の寄港地のリストを添付して、(AGM検査/不在証明書の発行が)拒否されたことを米国農務省動植物検疫局(APHIS)に電子メールで通知する。(宛先:AGM@USDA.gov)
- 航海中に徹底的な自主検査を実施する。
AGM規制地域を航行し北米へ入港予定の船舶は、AGM不在証明書の取得と本船独自での検査を徹底していただき、やむを得ず不在証明書を取得できなかった場合は上述の手順で対応していただきますようお願いいたします。
詳細は、添付資料をご確認ください。
本船のご安航をお祈り致します。
この記事に関するお問い合わせはこちら
この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます
- 米国、カナダ-アジア型マイマイガ(Asian Gypsy Moth)注意報-2021年飛翔シーズン
- 中国-領海進入に際しての当局への通知
- Asian Gypsy Moth (AGM) Bulletin-2021 mid-season USDA