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Riyadh MoU加盟国によるConcentrated Inspection Campaignについて

2015/09/15 No.769
  • 外航

Port State Control (PSC)に関するRiyadh Memoranda of Understanding (MoU)は、SOLAS条約の遵守徹底を図るべく2015年10月1日から12月31日までの3か月間Concentrated Inspection Campaignを実施する旨発表しました。

 

今回のキャンペーンでは主に、船長並びに船員が本船上の航行システム及び機器の利用方法を熟知しているかどうかについて確認することを目的としています。

 

上記キャンペーン期間中にRiyadh MoU加盟国[1]に寄港すると、SOLAS条約遵守の観点からより詳細な検査が行われます。Riyadh MoUは添付のQuestionnaireを発行しており、PSC Officersは同Questionnaireに沿って検査を行う模様です。

 

不具合が発見された場合、一定期間内での修正が指示されます。重大な不具合の場合には本船拘留される場合もあります。

 

組合員各位におかれましては、本船にキャンペーンの内容を十分に理解させ、不具合を指摘されることのないよう必要な対応をお取り下さい。



[1] UAE、バーレーン、サウジアラビア、オマーン、カタール、クウェート