SCMA主催バンコク・セミナーにて「戦争危険」をテーマに当組合職員が登壇しました
組合員各位

2026年10月6日、シンガポール海事仲裁協会(SCMA)は、JTJBシンガポールおよびJTJB インターナショナル・ローヤーズ(タイ)との共催により、タイ・バンコクにて年次セミナーを開催いたしました。本セミナーの第3パネルディスカッション「海上・貨物保険における戦争危険(War Risks for Marine and Cargo Insurance)」には、当組合シンガポール支部のWu Yixuanシニア クレーム エグゼクティブがパネリストとして招聘され、登壇しました。当日は、船主、用船者、物流業者、海上保険会社、海事サービス事業者など、業界関係者約100名が参加しました。
本セッションでは、JTJBシンガポールのマネージング パートナーであるJohn Sze氏がモデレーターを務め、パネリストとして当組合Wuのほか、Precious Shipping Public Company Limited副社長のN. Vasudevan氏、およびMarine Insurance and Logistics Committee at the Thai委員長のJuthathawat Pengsri氏が登壇いたしました。
セッションの中で、当組合における船主向け「P&I戦争危険特別条項」および用船者向け「P&I戦争危険特別条項」についてプレゼンテーションを行いました。また、戦争危険を取り巻く足元の動向に関する当組合の見解を共有するとともに、FD&D(運賃、滞船料等に関する紛争処理費用)カバーを通じた用船契約上の紛争解決において当組合が果たす役割について説明いたしました。さらに、Force Majeure(不可抗力)や仲裁を扱った前セッションのテーマに関連させ、船主によるリスクアセスメント文書化の推奨事項についても議論が交わされ、会場からは活発な質問が寄せられるなど盛況のうちに終了いたしました。
タイムリーなフォーラムを主催されたSCMAおよびJTJB、ならびに温かい歓迎と現場の貴重な知見をご共有いただきましたタイ船主協会、タイ仲裁センター、タイ一般保険協会、バンコク船主・代理店協会の皆さまに心より感謝申し上げます。
地政学的リスクが不透明感を増すなか、当組合は今後とも、組合員の皆様の安全運航を支えるため、タイムリーで専門的な情報とサービスの提供に努めてまいります。
以上
日本船主責任相互保険組合