2025年11月10日（於：神戸）および11月11日（於：広島）に秋季公開セミナー「港湾設備損傷事故と防止」を開催しました。

セミナーには、当組合ロスプリベンション推進部の中島渉船長が登壇しました。テーマに取り上げた港湾設備損傷事故は、内航船契約においては、件数、保険金ともに最多で、外航船契約においても船員傷病、貨物損害に次いで多い傾向にあるため、最新のデータや事例をもとに分析し、事故防止につながる情報を共有しました。

神戸および広島でのセミナー参加者は総勢90名以上に上り、「事故事例の紹介は大変参考になった」、「内航船と外航船を比較した分析は新鮮だった」、「復旧（損傷個所の修繕）に至るまでにあった特殊な事例も知りたい」、「時間を延長して、もう一つのテーマを講演していただけるとさらに良かった」など、好意的な感想と共に、今後のセミナーに期待する声も寄せられました。

当組合は、今後も事故防止への意識向上につながる機会をご提供し、皆さまの安全運航をサポートしてまいります。