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エジプト−ばら積み貨物の揚げ数量不足について

2008/11/26 No.560
  • 外航
エジプトのコレポンMiddle East Survey & Control Office (MESCO)より入手した情報をご参考に供します。

エジプト諸港では、膨大な揚げ荷数量不足のクレームが発生します。現地船舶代理店の支援を受けた強硬な受荷主による抑留・滞船に対し、船主は殆ど為す術も無く、クラブL/GやB/Gを拒否され、現金での解決を強いられます。ハッチカバーに施してあるシールが破られていなくても考慮されず、 Natural Trade Allowance(ここでは0.5%)はエジプトでは単なる商習慣に過ぎないため、殆どの受荷主が認めません。受荷主はP&Iクラブのサーベイ結果を信用せず、自分たちで実施したドラフトサーベイのみを根拠にクレームしてきます。また、大規模な数量不足は荷送人と受荷主の共謀である可能性もあります。

これを防ぐためには、ドラフトサーベイに船主側のサーベイヤーを立ち会わせるジョイントサーベイを実施することが有効です。

この情報が、組合員の皆様のお役に立てば幸いです。