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2002/06/03

第02-003号 「TS21」(Standard Clubと東京海上のP&I保険共同引受)関連国際P&Iグループ外の保険者との提携に関する新プール協定について

| by:sysadmin
第02-003号
2002年06月03日
外航組合員各位

「TS21」(Standard Clubと東京海上のP&I保険共同引受)
関連国際P&Iグループ外の保険者との提携に関する
新プール協定について



首題に関する2000年11月29日付特別回報第00−013号、2000年12月21日付同第00−016号および2001年12月発行「Japan P&I Newsletter第2号」各々ご参照下さい。

本件につきましては、本日開催の当組合第540回理事会において、国際P&Iグループが欧州委員会(EC)の承認のもとに現行のプール協定を改定し、新たに「国際P&Iグループに加入するP&Iクラブが、2003保険年度以降、新規に商業保険者等とdeductibleの形態による提携を行ってプールの仕組みを利用しようとする場合、或いは既存の提携の形態を延長・変更しようとする場合には事前に国際P&Iグループの承認を必要とする」とする動きを支持する旨の決議がなされました。なお、他クラブも本件につき各理事会に付議手続き中です。

本件はいわゆる「TS21」のように、国際P&Iグループ加入のP&Iクラブ(「TS21」の例ではStandardClub)が、2003保険年度以降、新たに商業保険者(「TS21」の例では東京海上)と提携、または提携の延長・変更をする場合につき、所定の手続きを求めようとするものです。

当組合は2000年11月、国際P&Iグループに対し、プールの性格を鑑み、「TS21」のような商業保険者との提携は果たしてmutualityと両立可能なのかとの強い懸念の表明と問題提起を行い、国際P&Iグループの支を得ました。しかし現行の「TS21」は、現行のプール協定にこれを規制する明文の規定がないことから、プールの使用が認められることとなりました。反面、今後「TS21」の仕組み等が延長・変更される場合には、改定後のプール協定に沿った手続き、すなわち国際P&Iグループの事前の承認が求められることとなります。

P&I保険、国際P&Iグループプールは、世界の海運が長い歴史の中で自らの不可欠のインフラとして育んできた他産業に例を見ない相互扶助組織です。この貴重なインフラ維持のため、組合員各位のなお一層のご支持とご理解を賜るよう重ねてお願い申し上げます。

以 上


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