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1999/07/01

第99-009号 米国カリフォルニア州油濁法について Non-Tank vesselへの賠償資力証明/事故対応計画 (その2)

| by:sysadmin
第99-009号
1999年07月01日
外航組合員各位

米国カリフォルニア州油濁法について
Non-Tank vesselへの賠償資力証明/事故対応計画 (その2)



1998年12月10日付けPI特別回報第98-015号及び1999年5月18日付けPI特別回報99-003号をご参照願います。その中でタンカー以外の船舶(300G/T以上)を対象とする米国カリフォルニア州の新油濁法についてお知らせ致しましたが、本年9月1日以降同州水域を航行するこれら船舶は、州当局(OSPR)に油濁事故対応計画を提出しその承認を得るとともに、州が発行する賠償資力証明(COFR)を取得する必要があります。油濁事故対応計画には、船主またはオペレーターの全権代理人としてのQualified Individual(QI)、油濁対応チーム、油濁清掃業者及び同州における召喚状等の送達受領代理人の指定が必要とされています。

COFRの申請書様式を含む同法施行規則の公布は8月上旬にずれ込む見込みとの情報を得ておりますが、同法の施行期日が本年9月1日と差し迫っていることに鑑み、組合員各位の準備進捗のため、油濁事故対応計画の作成及びCOFRの申請手続きを代行する、当組合提携業者を下記のとおりご紹介申し上げます。同社のサービスと手続代行を希望される場合は添付の質問状に必要事項を記入し、同質問状Section13及び14の書面を作成の上、同社に直接Fax及びオリジナルを郵送願います。この場合Faxのコピー(Section1及び2のみ)を当組合契約窓口に送信下さい。同社の利用は組合員各位の任意であり、自社または他の代理店等により対応・手続きを行なわれても何ら差し支えありません。

なお、COFR申請書様式を含む同法施行規則が公布され次第、必要な追加情報をお届けします。

1.カリフォルニア新油濁法関係手続代行提携業者
名称ECM/Hudson Maritime Services, L.L.C.
住所64 Danbary Road, Wilton, CT 06897, U.S.A.
Tel+1-203-761-6030
Fax+1-203-761-6085
担当者Mr. Per W. Christensen
2.提携業者の代行業務
(1) 油濁事故対応計画(加州当局承認済)の提供
(2) QIサービス
(3) 油濁対応チームサービス
(4) 油濁清掃業者起用サービス
(5) 同州の送達代理受領サービス
(6) 同州COFR申請手続サービス
3.代行手数料
1隻1年当りUS$150
  ただし、加州COFR申請料(US$100)及び事務実費(通信費等)を含まない。
以上

【 参考情報 】
1.ECM/Hudsonは米国の有力な油濁対応業者の一つです。現在当組合は、同社との間で、全米及びカナダでのタンカー以外の加入船舶による油濁事故に迅速・的確に対応するための包括サービス提供契約に関する交渉を行なっています。これはタンカー以外の船舶が米国水域で油濁事故を起した場合、事故処理のコントロールと対応措置について十分な準備体制を整えておくことにより適切な油濁清掃作業の実施を可能にし、余計な費用負担の増加を防止することを目的とするものです。この包括サービス契約の交渉は現在最終的詰めの段階にあり、まだ調印には到っておりませんが、契約締結次第改めてご案内申し上げます。

なお、本特別回報の主題であるカリフォルニア州の新油濁法施行に伴なう同社の各種代行業務は、全米及びカナダの油濁対応包括契約の一環をなすものであり、加州新油濁法に関する同社サービスの利用を希望される組合員については、全米及びカナダにおける油濁対応に関しても同社のサービスを利用されることが前提となりますのでお含み置き下さい。
2.PMSAの油濁対応計画

PI特別回報第99-003号でもお知らせしましたように、船主または運航者は太平洋商船協会(Pacific Merchant Shipping Association, PMSA)作成の油濁事故対応計画を有料(US$175±$20予定)で利用することもできますが、利用手続の詳細は現在未公表です。

以上



添付ファイル:99-009.doc
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