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2014/04/09

第14-001号 西アフリカ向けGUARDCONについて

| by:契約総括部編集用

印刷用:No.14-001(J).pdf

14-001

201449

 

外航組合員各位



西アフリカ向けGUARDCONについて

 

 

題記の件に関し、国際P&Iグループ(IG)で作成した海賊に関するFAQをご案内した2013822日付Japan P&I News No.644及びBIMCO GUARDCONについてご案内した2012329日付特別回報11-029をご参照下さい。同FAQ及び特別回報にてご案内しました通り、武装警備要員の配乗に用いる契約書であるBIMCO GUARDCONの内容はクラブカバー及びプール協定に沿ったものとなっています。

 

GUARDCON2012年に作成され、民間海上警備会社(Private Maritime Security CompaniesPMSCs)の契約条件を統一させ、船主の手続きを簡易化かつ迅速化するものとして業界の標準契約書になっています。

 

GUARDCONは当初東アフリカでのPMSCsの起用に用いる目的で策定されましたが、その後海運業界の関心は西アフリカのギニア湾での海賊に広がっています。

 

西アフリカでは沿岸国が手配する武装警備要員が非武装のPMSCsとともに活動することになり、その場合現行のGUARDCON(変更ないバージョン)は適当ではありません。当該防御方法は西アフリカの沿岸諸国が領海内で武装PMSCsの起用を禁止していることに対応して策定されたものです。

 

添付12014220日付BIMCO Special Circular No.1をご参照下さい。IG協力の下BIMCOが作成した西アフリカで使用するためのGUARDCONの推奨改定が案内されています。BIMCOは西アフリカでの使用のためのGUARDCON改定版を作成する考えはないとのことですが、IGは推奨改定を挿入した改定版(GUARDCON West Africa)を添付2の通り作成しました。

 

GUARDCON West AfricaIG加盟全クラブにより承認されています。同改定版の使用により、西アフリカのハイリスクエリアを航行する際に適切な警備手配を船主がより迅速かつ簡易に行えるようになると考えております。

 

但し、本回報は武装警備の起用を勧めるものではありませんのでご注意下さい。PMSCs及びその他の警備要員の起用は、ギニア湾における海賊防衛のための船主、オペレーター、船長向け中間ガイドラインの遵守に代わるものではありません。武装警備要員の起用は全体のリスクアセスメントを通じて検討すべきです。また、添付3IMO Circular MSC.1/1405/Rev 2に従って、旗国、沿岸国及びその他関係国の法規則を確実に遵守する必要があります。

 

国際P&Iグループの全てのクラブが同様の内容の回報を発行しています。

文章はMS明朝、英数字に関してはBookman old styleにする。行間は1行。

段落→配置→両端揃え。

2枚以上ならページ番号振る。1枚だけならページ番号不要。

 

以上

添付1:BIMCO Special Circular No.1.pdf

添付2:GUARDCON West Africa.pdf

添付3:IMO Circular MSC.1_1405_Rev 2.pdf


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