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1998/11/27

No.272 フィリピン向け砂糖積載船への注意

| by:sysadmin
No.272
1998年11月27日

フィリピン向け砂糖積載船への注意


当組合のフィリピン法務代理人より、税関が密輸嫌疑により砂糖積載船を拘留することが多くなったので注意するよう次のとおり報告してきましたのでお知らせします。

(試訳)フィリピンでは、原糖か精製糖かにかかわらず、商品としての砂糖が問題となっている。 エル・ニーニョ現象による不作がもたらした品薄のために、不心得な者たちが流通商品としての砂糖の密輸によって、価格高騰による恩恵を受けようとしている。フィリピン当局は、わずかな密輸嫌疑を理由に何隻もの砂糖運搬船を拘留している。

フィリピン向け砂糖運搬船のメンバーに対しては、カーゴ・マニフェストやB/Lなど全ての関連書類を、積地出港時から完璧に整えておくようアドバイス願い たい。フィリピン当局は単なる事務的ミスであっても、書類上のわずかな誤りを理由に船舶及び貨物を拘留する。拘留の手続には時間がかかり、しかも砂糖問題のため港湾役人は用心深くなっている。

本船が仕向け港到着時には、乗船してくる税関役人に提示するための完璧で正確な書類を準備をしておくようメンバーに強調願いたい。書類不備や不正確な書類が先ずは本船拘留の理由とされる。 問題ない貨物であれば通常許される追認や 変更があると、砂糖の場合には本船の出港許可が機械的に出されるとは限らない。

なお、原文(英文)は添付のとおりです。

以 上



<日本船主責任相互保険組合>


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