トップ > Japan P&I News JP

JPIメールマガジン

ホームページでご提供している海事関連条約、法律等の動き、国内外のトピックス、最新判例などの情報をメールマガジンとしてお届けします!

Japan P&I News >> 記事詳細

2017/09/29

Japan P&I News No.922 中国 - 大気汚染物質排出規制エリア(ECA)の制定について(その10)

| by:広報室 ID管理用

印刷用:No.922(J)

No.922

2017年9月29日

 

外航組合員各位

 

中国-大気汚染物質排出規制エリア(ECA)の制定について(その10)

題記の件に関し、2017年9月11日付Japan P&I News No.919をご参照ください。

中国のコレスポンデンツHuatai Insurance Agency & Consultant Service Ltdより続報を入手しましたのでご参考に供します。

  • 長江大気汚染物質排出規制エリア(Yangze River ECA)
2017年9月1日以降、浙江省大気汚染物質排出規制エリア(Zhejiang ECA)内の全港で低硫黄燃料油使用に関する規制が開始されていますが、2017年9月12日江蘇省海事局(Jiangsu MSA - Yangtze River ECA北側を管轄)も通達を出し、Zhejiang ECAと同じく2017年9月1日に江蘇省大気汚染物質排出規制エリア(Jiangsu ECA)内の全港において、寄港船舶は低硫黄燃料油の使用することが義務付けられました。これにより2017年9月1日以降、Yangze River ECA全港で寄港船舶の低硫黄燃料油使用に関する規制が実施されることとなりました。

なお、この通達による規制開始日(2017年9月1日)から4ヶ月間は、規制対応に必要となる期間と考慮され、Jiangsu ECA内に寄港する船舶が当該規制に違反した場合、是正勧告と警告を受けるにとどまります。ただし、この規制猶予措置はNanjing とNantongの港湾区域に着桟する船舶には適用されません。
(Zhejiang ECAに関してはJiangsu ECAとは異なり、違反した場合の規制猶予期間は2017年9月1日から2ヶ月間となっていますので注意が必要です。)

  • 今後の大気汚染物質排出規制エリア(ECA)の規制実施スケジュールについて
環渤海大気汚染物質排出規制エリア(Bohai-rim ECA)、Yangtze River ECA、珠江大気汚染物質排出規制エリア(Pearl River ECA)内における地元当局による低硫黄燃料使用規制実施日程についての最新情報は以下のとおりです。

実施日

20171231日まで

硫黄分含有量規制

0.5% mm 以下

適用地域

Pearl River ECA Bohai –rim ECA内の主要港

適用期間

着桟中 (着桟後1時間及び出航前1時間を除く)

 

 

実施日

2017 9 1 日から2018 12 31 日 まで

硫黄分含有量規制

0.5% mm 以下

適用地域

Yangtze River ECA内の全港

適用期間

着桟中 (着桟後1時間及び出航前1時間を除く)

 

 

実施日

2018 1 1 日から2018 12 31 日まで

硫黄分含有量規制

0.5% mm 以下

適用地域

3 ECAs (Bohai-rim, Yangtze River, Pearl River)内の全港

適用期間

着桟中 (着桟後1時間及び出航前1時間を除く)

 

 

実施日

2019 1 1 日から2019 12 31 日まで

硫黄分含有量規制

0.5% mm 以下

適用地域

3 ECAs (Bohai-rim, Yangtze River, Pearl River)内の全域

適用期間

船舶が ECA 内にいる全期間



以上

日本船主責任相互保険組合

 業務部国際グループ 
Tel: +81 3 3662 7214
 
Fax:+81 3 3662 7107
 
E-mail: ri-dpt@piclub.or.jp


添付: 2017年9月21日付コレスポンデンツサーキュラー


11:00